残業とは?というテーマの第2弾

前回は残業と言っても、所定外労働と時間外労働があり、その違いについてふれました。

今日は残業に対する残業代についてふれていきます。 
残業には割増賃金(0.25の加算)が発生する場合と発生しない場合がありますので、【その1】と【その2】を比較してみてください。 

(残業代とは?)
一般的に残業代というと残業時間に応じて支払われる賃金だという事はお分かりかと思います。
パート・社員という雇用名称に関わらず残業があれば支払われるものです。
(一部除外の場合もありますが、ここでは一般社員・パートでご紹介いたします)

(残業代の計算【その1】)
所定労働時間を超えた場合でも、実労働時間が1日8時間、1週間40時間を超えない残業時間については

時給×残業時間数=残業代
となります。
※月給の場合は月の所定労働時間数で計算した時給換算を時給にあてはめて計算します。

計算例【その1】)
時給1,000円 所定労働時間6時間 
1日7時間勤務した場合

①時給(1,000円)×6時間=6,000円
②時給(1,000円)×残業1時間=1,000円・・・1日8時間を超えていないので1,000円が残業代

この日の給与は①+②=7,000円となります。

(残業代の計算【その2】)
所定労働時間を超えて、かつその残業時間が1日8時間、1週間40時間を超えている場合

時給×残業時間数×1.25=残業代
となります。
月給の場合は月の所定労働時間数で計算した時給換算にあてはめて計算します。

計算例【その2】)
時給1,000円 所定労働時間6時間 
1日9時間勤務した場合
 
①時給(1,000円)×6時間=6,000円
②時給(1,000円)×残業2時間=2,000円・・・1日8時間を超えない範囲(6時間~8時間までの2時間)の残業
③時給(1,000円)×残業1時間×1.25=1,250円・・・1日8時間を超える範囲(8時間~9時間の1時間)の残業

この日の給与①+②+③=9,250円となります。


今回の例は1日のみを例にとって説明いたしましたが、
深夜残業の場合、1週間40時間を超える場合、変形労働制 の場合など別途計算が必要となります。
また、【その1】の条件でも会社の就業規則で割増を支払う旨の記載があれば、【その2】で計算する場合もありますので、会社の就業規則を確認しましょう。
詳しいお話はまた次の機会に触れたいと思います。

 ※ここでちょっとコメント
 そもそも時間外労働の労使協定を締結して労働基準監督署に届けていないと1週40時間、1日8時間を超えて労働させることはできませんので注意が必要です。

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